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令和4年度 松村総合病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0〜 10〜 20〜 30〜 40〜 50〜 60〜 70〜 80〜 90〜
患者数 - 10 32 31 50 107 163 316 331 140
  • 2022年度に当院を退院された患者さんの年齢を10歳刻みで表示しています。
  • 年齢は入院日時点の年齢を基準として集計しております。
  • 該当する症例が10例に満たない場合は、「−(ハイフン)」表示としています。

  •  当院の特色として、50代から90代と中高齢層を中心とした患者層になっており、救急輪番病院として、市内救急患者さんの24時間受け入れを行っている地域密着型の医療を提供する病院です。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
  • 診療科別に症例数の多い上位5つのDPCコード※1の症例数、平均在院日数、転院率、平均年齢を示しています。
  • それぞれの診療科がどのような疾患を多く取り扱っているかを表しています。
※1
DPCコードとは

 「Diagnosis(診断) Procedure(行為) Combination(si組み合わせ)」の略で、厚生労働省が定めるDPC支払制度の診断群分類コードのことをいいます。傷病名と入院中に行なった手術や処置、患者さんの状態によって分類し、14桁のDPCコードを決定します。
 当院ではこのDPCコードにより診療報酬の請求を行なっております。


平均在院日数(自院)について

 初回入院年月日から最終退院年月日までの延べ日数を表しています。
 当院は3つの病棟(急性期病棟・回復期リハビリテーション病棟※2・地域包括ケア病棟※3)が各々機能分化し、患者さんの病状に応じて急性期〜回復期と幅広い医療を提供し、又、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、社会福祉士、管理栄養士、入退院支援部門等とチーム医療を提供し、在宅や社会復帰を目標に支援しております。 そのため、全国平均在院日数よりも在院日数が長くなっています。

※2
回復期リハビリテーション病棟

急性期治療後、日常生活能力を高めるため、集中的なリハビリテーションを実施し、低下した能力を再び獲得するための病棟です。

※3
地域包括ケア病棟

急性期治療を経過し、病状が安定した患者さんに対して在宅や介護施設への復帰支援に向けた医療や支援を行う病棟です。


  • 各指標に該当する症例が10例に満たない場合は、「−(ハイフン)」表示としています。
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 15 59.80 21.11 33.33% 80.60
050130xx9900x0 心不全-手術なし-処置1:なし-処置2:なし-副病:0-他の病院・診療所の病棟からの転院以外 13 33.54 17.54 23.08% 78.77
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 10 43.10 13.61 10.00% 80.50
130090xx97x0xx 貧血(その他)-手術あり-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 - - 10.69 - -
050130xx97000x 心不全-その他の手術あり-処置1:なし、1あり-処置2:なし-副病:なし-0 - - 22.51 - -

 誤嚥性肺炎、心不全の治療が多くなっています。
 誤嚥性肺炎は、高齢者の嚥下力低下や、脳卒中後遺症により飲み込んだ食物や唾液が食道ではなく気道から肺に流入することでおきる肺炎で、抗生剤による治療とともに嚥下障害に対する評価やリハビリ(摂食機能訓練)を実施しています。
 心不全は、高齢による心臓、腎機能の低下により循環機能が悪くなることです。
 どちらも平均年齢70代後半から80代と後期高齢者の方が多いことがわかります。

10症例未満の場合、-(ハイフン)で表示しております。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。)-内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 41 2.51 2.64 0.00% 65.63
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上)-ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 27 4.00 4.59 0.00% 67.78
060130xx9900xx 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患)-手術なし-処置1:なし-処置2:なし-副病:0-0 11 5.36 7.79 0.00% 74.36
060040xx99x70x 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍-手術なし-処置1:0-処置2:7あり-副病:なし-0 10 4.00 4.47 0.00% 79.20
060035xx99x6xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍-手術なし-処置1:0-処置2:6あり-副病:0-0 - - 4.44 - -

 当科の対象となる疾患は、消化器系(食道、胃、小腸、結腸、大腸、肝臓胆道、膵臓)の、良性および悪性疾患の手術や化学療法、成人の各種ヘルニアなど、多岐に渡る治療を行っています。患者さんの身体にやさしい腹腔鏡下の手術も行っており、近隣の医療機関からの紹介も多く、平均在院日数も全国平均より短い日数での入院期間となっています。

10症例未満の場合、-(ハイフン)で表示しております。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160760xx97xx0x 前腕の骨折-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:なし-0 15 3.60 4.86 0.00% 66.53
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折-人工骨頭挿入術 肩、股等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 10 94.70 26.42 40.00% 78.50
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。)-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 - - 20.09 - -
160800xx99xxx0 股関節・大腿近位の骨折-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-他の病院・診療所の病棟からの転院以外 - - 14.51 - -
070343xx99x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 - - 13.78 - -

 主に前腕骨折や股関節大腿近位骨折と、高齢者が転倒によって手術を必要とされた骨折の患者さんが多くを占めています。
 患者さんの多くが手術後のリハビリを目的として回復期リハビリ病棟や地域包括ケア病棟へ移り、機能回復訓練を行ってから退院されています。また、他の急性期病院で初期治療を終えられた患者さんの受入れも積極的に行っており、患者さんの生活環境に合わせたリハビリを行い、在宅へ復帰されています。


 当院は3つの機能分化した病棟(急性期病棟・回復期リハビリテーション病棟・地域包括ケア病棟)において、患者さんの病状に応じ、急性期〜回復期と幅広い医療を提供しているため、全国平均在院日数よりも在院日数が長くなっています。

10症例未満の場合、-(ハイフン)で表示しております。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990201 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満)-手術なし-処置1:なし-処置2:2あり-副病:なし-発症前Rankin Scale 0、1又は2 14 67.57 16.01 14.29% 79.43
010050xx02x00x 非外傷性硬膜下血腫-慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0 - - 11.85 - -
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満)-手術なし-処置1:なし-処置2:なし-副病:なし-0 - - 19.58 - -
010230xx99x00x てんかん-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0 - - 7.33 - -
010060x2990001 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満)-手術なし-処置1:なし-処置2:なし-副病:なし-発症前Rankin Scale 0、1又は2 - - 6.30 - -

 主に急性期の脳血管疾患を対応しており、入院患者さんの多くは、脳梗塞を占めています。急性期治療後は回復期リハビリテーション病棟で集中的なリハビリを行い、在宅復帰、社会復帰を目標に全職種によるチーム医療で退院支援をしています。また、他の急性期病院で初期治療を終えられた患者さんの受入れも積極的に行っており、患者さんの生活環境に合わせたリハビリを行っています。


 当院は3つの機能分化した病棟(急性期病棟・回復期リハビリテーション病棟・地域包括ケア病棟)において、患者さんの病状に応じ、急性期〜回復期と幅広い医療を提供しているため、全国平均在院日数よりも在院日数が長くなっています。

10症例未満の場合、-(ハイフン)で表示しております。
神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満)-手術なし-処置1:なし-処置2:4あり-副病:なし-発症前Rankin Scale 0、1又は2 22 53.50 15.97 0.00% 75.32
010170xx99x00x 基底核等の変性疾患-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0 20 45.20 15.00 5.00% 69.70
010160xx99x00x パーキンソン病-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0 16 67.13 18.58 18.75% 72.56
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 15 68.60 21.11 53.33% 78.67
010060x2990411 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満)-手術なし-処置1:なし-処置2:4あり-副病:1あり-発症前Rankin Scale 0、1又は2 12 79.33 17.76 8.33% 72.58

 主にパーキンソン病、脳梗塞、基底核等の変性疾患(多系統萎縮症、脊髄小脳変性症など)の入院が多くなっています。 脳梗塞入院後の治療は、脳保護療法としてエダラボン(活性酸素除去剤)の点滴注射を行い、脳梗塞による脳細胞の障害の軽減に努め、さらに理学療法士・作業療法士・言語聴覚士で早期からリハビリを開始し、運動機能障害、高次脳機能障害の回復に努めています。
 急性期治療後は回復期リハビリ病棟や地域包括ケア病棟で、在宅や社会復帰を目標に全職種によるチーム医療で退院を支援しています。また、他の急性期病院で初期治療を終えられた患者さんの受入れも積極的に行っており、患者さんの生活環境に合わせたリハビリを行っています。


 当院は3つの機能分化した病棟(急性期病棟・回復期リハビリテーション病棟・地域包括ケア病棟)において、患者さんの病状に応じ、急性期〜回復期と幅広い医療を提供しているため、全国平均在院日数よりも在院日数が長くなっています。

10症例未満の場合、-(ハイフン)で表示しております。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍-手術なし-処置1:あり-処置2:0-副病:0-0 33 2.00 2.45 0.00% 74.03
110200xx97xxxx 前立腺肥大症等-その他の手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 11 11.27 8.31 9.09% 83.09
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍-膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 - - 6.85 - -
130090xx97x0xx 貧血(その他)-手術あり-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 - - 10.69 - -
050130xx9900x0 心不全-手術なし-処置1:なし-処置2:なし-副病:0-他の病院・診療所の病棟からの転院以外 - - 17.54 - -

 前立腺の悪性腫瘍や前立腺肥大症等その他の手術ありの症例が上位となっています。重症化すると敗血症になる恐れがあるため、十分な安全管理と感染管理を行い、患者さんの術後や治療管理を行っています。

10症例未満の場合、-(ハイフン)で表示しております。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 0 0 1 0 6 1 1 8
大腸癌 0 1 0 0 8 32 2 9
乳癌 0 0 0 0 0 11 1 8
肺癌 0 0 0 0 1 2 1 8
肝癌 0 0 0 0 0 0 2 6
 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
  • 癌の5大癌と呼ばれる、胃癌・大腸癌・乳癌・肺癌・肝癌の病期症例数を集計しています。
  • 実患者数を集計しているので、集計期間内に同じ患者が複数回入院しても1件と数えます。
  • 初回治療を行った場合を「初発」とし、初回治療以降の継続治療を行った場合(他院にて初回治療を行った場合を含む)を「再発」として集計しています。
  • 病期分類はUICC病期分類(第7版)に基づいています。
病期分類基準

1:UICC TNM分類
2:癌取扱い規約

UICC病期分類とは

 国際対がん連合(UICC)によって定められた、原発巣(癌が最初に発生した場所にある病巣)の大きさと進展度(T)、所属リンパ節への転移状況(N)、遠隔転移の有無(M)の要素によって各癌を0期〜IV期の5病期(ステージ)に分類するもの。


 当院では5大癌の中でも、大腸癌の割合が高くなっています。大腸癌の治療は症例により内視鏡・腹腔鏡を用いた手術を行い、患者さんの体に負担がかからないように取り組んでいます。また、再発の癌も多く、医師、化学療法認定看護師、薬剤師等がチームとなり、治療と副作用対策に取り組んでいます。
 なお、病期分類が不明となっている症例は、治療前の検査入院で退院されるまでに検査結果が出ていないため病期分類が出来ていないことなどが原因となっています。

成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 1 10.00 66.0
中等症 6 26.17 83.0
重症 3 44.33 86.0
超重症 1 43.00 95.0
不明 - - -
  • 15歳以上の肺炎について重症度別に患者数、平均在院日数、平均年齢を集計しています。
  • 重症度は、成人市中肺炎※1 診療ガイドラインによる重症度分類システム(A-DROPシステム)※2 で分類しています。
  • 入院契機病名および最も医療資源を投入した傷病名が「肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(DPC 040080相当)」で、インフルエンザ等、ウイルス性肺炎(DPC 040070相当)、誤嚥性肺炎(DPC 040081)は除外とします。また、市中肺炎が対象であるので、入院後発症の肺炎、一般病棟外からの転入、他院からの転院も除外とします。
※1
成人市中肺炎とは、病院外で日常生活をしていた人が発症した肺炎のことをいいます。
※2
重症度分類システム(A-DROPシステム)
1男性≧70歳、女性≧75歳
2尿素窒素≧21 または脱水(+)
3酸素飽和度≦90%
4意識障害(肺炎に由来する)
5収縮血圧≦90mmHG
軽症1〜5のいずれも満たさない
中等症1つまたは2つを有するもの
重症3つを有するもの
超重症4つまたは5つを有するもの、またはショック
不明1〜5の項目のうち、1つでも不明であったもの

 市中肺炎の重症度は軽症、中等症、重症、超重症と分類されており、当院で患者数が最も多いのは中等症の患者さんとなっています。
 平均年齢を見ますと、約85歳と高齢になっており、高齢になるほど重症化する傾向にあります。

脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 75 68.23 77.48 11.00%
その他 25 106.20 74.80 4.00%
  • 脳梗塞の病型別について、患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率を集計しました。
  • それぞれ、発症日から3日以内と、その他に分けて記載しています。

 脳梗塞での入院は、発症して直ぐに入院される患者さんがほとんどで、発症3日以内の急性期脳梗塞が多くなっています。平均年齢は77歳と高齢者の方が多くなっており、早期からリハビリテーションを行って離床を進めています。入院期間は平均57日で、継続リハビリのために回復期リハビリ病棟や地域包括ケア病棟へ転棟し、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、社会福祉士、管理栄養士、退院調整部門等とチーム医療を提供し、在宅や社会復帰を目標にしています。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
  • 診療科別に手術件数の多い順に上位5術式について、症例数、術前日数、術後日数、転院率、平均年齢を示しています。
  • 手術術式の点数コード(Kコード)で集計しています。
  • 輸血関連(K920$)は除外しています。
  • 術前日数は入院日から手術日まで(手術当日は含まない)の日数、術後日数は手術日(手術当日は含まない)から最終的な退院日までとしています。
  • 転院は、最終的な退院が「転院」の場合となります。

  • 各指標に該当する症例が10例に満たない場合は、「−(ハイフン)」表示としています。
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 12 26.25 42.08 58.33% 83.75
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 - - - - -
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) - - - - -
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 - - - - -
K775 経皮的腎(腎盂)瘻造設術 - - - - -

 中心静脈注射用植込型カテーテル設置術が最も多くなっています。
 中心静脈注射用植込型カテーテル設置術を行った患者さんは、平均年齢84歳と高く、平均術後日数も長く、施設や療養型病院への転院も多くなっています。
 これは、主に難病や悪性腫瘍の患者さんで、経口摂取困難により栄養管理を必要とする患者さんに施しています。

10症例未満の場合、-(ハイフン)で表示しております。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 41 0.44 1.07 0.00% 65.63
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 27 1.00 2.00 0.00% 67.78
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 12 1.00 4.42 8.33% 63.25
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 - - - - -
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 - - - - -

 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満)は、長径2cm未満のポリープ(腫瘍)を取り除くものです。ポリープが悪性でないか病理検査も併せて実施します。
 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側)は、開腹手術と比較して患者さんへの負担が少なく、早期離床・早期退院ができるため、入院期間が短いことが特徴です。

10症例未満の場合、-(ハイフン)で表示しております。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0462 骨折観血的手術(前腕) 11 0.91 1.91 0.00% 64.73
K0461 骨折観血的手術(大腿) etc. 10 9.20 76.80 30.00% 79.40
K0483 骨内異物(挿入物を含む)除去術(前腕) - - - - -
K0732 関節内骨折観血的手術(足) etc. - - - - -
K0811 人工骨頭挿入術(股) - - - - -

 前腕骨骨折や大腿骨骨折等に対して行う骨折観血的手術、人工骨頭挿入術が当院の上位症例となっています。
平均年齢から高齢者の骨折が多いことが分かります。
 手術後、回復期リハビリ病棟や地域包括ケア病棟へ移り、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、社会福祉士、管理栄養士、退院調整部門等とチーム医療を提供し、在宅や社会復帰を目標に退院支援を行っており、集中的にリハビリを行うことで、大腿骨や下腿骨の平均術後日数(入院期間)は長くなっています。

10症例未満の場合、-(ハイフン)で表示しております。
神経内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) 12 54.58 31.33 50.00% 77.08
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) - - - - -
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 - - - - -
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 - - - - -
K718-22 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴うもの) - - - - -

 瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術)とは経口摂取が困難となった患者さん、食事の時に誤嚥することが多く肺炎のリスクが高い方に対し、胃に直接栄養を入れる管(経路)をつくる手術です。治療の一環として患者さん本人、家族の方と相談のうえ、胃瘻造設術を実施しています。

10症例未満の場合、-(ハイフン)で表示しております。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K821-3 尿道ステント前立腺部尿道拡張術 12 7.33 9.67 8.33% 84.25
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) - - - - -
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) - - - - -
K840 前立腺被膜下摘出術 - - - - -
K843 前立腺悪性腫瘍手術 - - - - -

 主な手術症例として、尿道ステント前立腺部尿道拡張術・膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)と、内視鏡的手術を施行しています。
 開腹手術と比較して患者さんへの負担が少なく、早期離床・早期退院ができるため、入院期間が短いことが特徴です。

10症例未満の場合、-(ハイフン)で表示しております。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 5 0.42%
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 - -
異なる - -
  • 播種性血管内凝固、敗血症、真菌症、手術・処置などの合併症の患者数と発症率を集計しました。
  • DPC病名と入院契機病名が「同一」か「異なる」に分類して集計しています。
  • 「同一」は、ある病気の診療目的で入院し、その病気の治療を行ったことを表し、「異なる」は、ある病気の診療目的で入院したが、併発していた、もしくは入院中に違う病気が発症したことにより、その治療が主となった場合を表します。

 播種性血管内凝固症候群(DIC)は、感染症、悪性腫瘍等に合併することが多い疾患です。当院ではDICそのもので入院された患者さんはほとんどいませんが、何らかの原疾患で、その経過中にDICを合併された患者さんがほとんどです。敗血症、真菌感染症も、悪性腫瘍などの治療経過中に免疫不全状態から合併することが多い状態です。当院では、悪性腫瘍や高齢者の入院経過中の合併症が多くなっています。

更新履歴
2023/09/26
令和4年度病院指標を公開しました。
2022/09/30
令和3年度病院指標を公開しました。
2021/09/27
令和2年度病院指標を公開しました。
2020/09/28
令和元年度病院指標を公開しました。
2019/09/27
平成30年度病院指標を公開しました。
2018/09/29
平成29年度病院指標を公開しました。
2017/09/30
平成28年度病院指標を公開しました。
2016/09/30
各項目の解説を更新しました。
2016/09/20
平成27年度病院指標を公開しました。